2020-01-01から1年間の記事一覧
今月中に小説を書き終える目標は潰えてしまった。 自分が悪いのだろうけれど、それ以上に低気圧で集中力が削ぎ落されてしまったのが痛い。 私は本能だけで生きているつもりだったのだが、最近はそうでもないのかもしれないと思う事が多くなった。 私はかなり…
案の上ともいうべきなのか、台風が来ていると知った時から不安があったけれど、やはり神経痛が出てきた。 坐骨神経痛を患ってもう20年近くになる。 背骨が折れてしまったのは中学二年生の時だった。 その後、手術などをしたけれど神経痛だけはどうにもならな…
小説を書き進めていると辛い記憶が溢れ出る。 忘れたいこと、忘れたことにしていた記憶。 私の小賢しさを冷凍保存されていた記憶が薙ぎ倒していく。 こんな思いをするために生まれたのかと思い、絶望に明け暮れた日々は遥か遠くに捨てたと思っていたけれど。…
今日はプロットが完成したので明日から本格的に肉付けを始められる。 短編だからなのか、プロットを作るのもそれほど困らない。 今回は出来れば3本ほど書き上げたい。 1つは友人の秀逸な話を基にしているもので、今日プロットが完成した話。 2つ目は童話形式…
今日から久しぶりに小説を書き始めた。 今月しか時間がない私にとって、これからの時間はとても重要。 しかし、小説を書くのは何年ぶりだろうか。 二、三年ぶりかもしれない。 だから、最初はまだ小説を書くモードに入れないのだろうと思い込んでいたのだが…
性に関する話。 今日は性に関する話を久しぶりに思いきり聞いたような気がする。 場所が歌舞伎町だからなのだろうか。 とにかく、久しぶりに元気な人が傍にいたのだ。 性の持つエネルギーは相当なもので、あっけらかんと、あそこまで無邪気に性を追求できる…
ほとんどの季節に嫌な思い出が詰まっている私の人生の中で、秋だけは唯一安心ができる。 18歳の頃、私はPTSDだと診断された。 その少し後に秋が来たような気がする、明確に覚えているわけではないけれど。 当時の事はあまり覚えていない。 けれども、ようや…
セックスと自慰行為が異なるように 生きる事と思考する事は似て非なるもの それなのに私は今日も考えてしまう 最近は肌が綺麗だと言われて、よく顔や体を触られる 綺麗なものに手垢を付けることを厭わないのは 自分に対する肯定感があるから 私は綺麗なもの…
私が住んでいる町はちょうど良いところで。 少し外れるとすぐ自然が溢れ出す。 駅前は都会ぶっているくせに2回も曲がればコオロギやら鈴虫の声しか聞こえない。 そういうの、嫌いじゃない。 というか、山で育った私にとって都会の方が辛くなる。 仕事に疲れ…
今月はまた小説を一本書こうと思っている。 今月のようにしっかりと時間が取れるのは次いつになるか分からない。 だから、このタイミングはきっと大切で、私がずっと生きていきたいと思っている芸術の世界に浸れる大きなチャンス。 あれやこれやと忙しく動き…
そのあまりの悲しさに、という言葉を聞いた。 そのあまりの悲しさに。 この言葉、なぜなのか私の頭の中にずっと響いている。 きっと共鳴する何かが私の中にあるのだろうけれど、その何かが私には分からない。 共感覚という言葉がある。 音を聞いたら色が見え…
幼い頃、私はとにかく強くなりたかった。 誰にも負けない腕力、何があっても耐え抜く耐久力、艱難辛苦を乗り越える精神力。 強くなるためであればどんな犠牲でも払う覚悟があった。 こうした思いが生まれたのは、育った環境の影響が強かったように思う。 何…
私はやはり人生そのものが壮大な喜劇にしか思えない。 働けど働けど猶我が暮らし楽にならざり ぢっと手を見る この詩に込められた斬鬼の念、奈落へ落ちていくしかない雰囲気。 これが人生なのだ。 これが私にとっての人生なのだ。 心理学をやっても哲学をや…
私はいつも、どうしてこんなに怒っているのだろう? 感情的に爆発する何かがあればまだ救いがあるのに。 私の怒りは清水のように、静かに絶え間なく、ただ溢れ続ける。 怒りの裏には裏切られた期待がある。 私の怒りはどんな期待を裏切られた事から生まれた…
欠けていると思った。 例えば転んだ人を見た時に、私まで痛そうな顔をしてしまう感覚。 泣いている子供を見ると、悲しさが溢れてくる感覚。 それがないのだ。 共感という感覚の欠如。 昨日教えられたものは、それを感じる文章だったように思う。 それは強い…
富江メイクというのが話題になっている事を二日前に知った。 ワンホンの周仙仙耶ちゃんによる川上富江メイク、本人過ぎる… pic.twitter.com/2OlzzmDwD0 — China kawaii(チャイナカワイイ) (@china_kawaii_) May 23, 2020 何とも言えない怪しい雰囲気が気に入…
文化とは生き方と、それを支える価値観の事。 私は文化が好きだし、芸術を愛している人間だけれども、それが時々苦しい。 嘘を吐いた。 時々ではなく、常に。 私たちの生きている現世では文化=エンターテイメント産業だと理解される事が多い。 文化が消耗品…
『憑き物が落ちた』 そう思った瞬間、涙を流す事など滅多にない私の視界が滲んだ。 自宅の傍には川がある。 とても大きく、都内に住んでいる人であれば誰もが知っている川だ。 暮れなずんでいる空は底がオレンジ色で、それを追いかけるように濃紺が迫ってい…
感受性が過剰な人間にとって息苦しいのは世の常。 それは現代だからとか、変化が激しい時代だからとか、そんなものに関係しない。 過剰な感受性を持っている人間にとって、肉体を通じて得る情報や刺激は多過ぎるのだ。 コロナだなんだと世間は空騒ぎ、やれ中…
「ごめんなさい(笑)」から始めるDMが私に届いたのは、昨日の宵だった。 未遂に終わった自殺の報告がその後に続いているDM。 返信が数日空いたので、もしかしたら……とは思っていたけれど、当たって欲しくない予感ばかり的中するものだ。 生まれる人もいれば…
人は物語の中で生きている。 その物語は父と母から始まる、家庭から。 そこで物語が浮上して始まるのか、下降していくのかが決まる。 私や、私の友人たちは下降した人が多い、 私は仕事が物書きだから物語に関する情報が入ってきやすい。 感情曲線とは物語を…
瞳の色を暗くする方法。 そんな事を検索していた時期が、10代の頃にあった。 もちろん、そんな方法はないのだけれど私にとってはとても重要な問題だったのだ。 私の瞳は普通の人よりもかなり明るい茶色。 そのせいで世界が人よりも明るく見えているのだと、…
過去と言うにはまだ生々しすぎるくらい前の事。 私は20代で血眼になって古代から現代までの哲学書を読み漁っていた。 PTSDから解放され、私は幼い頃から付きまとう不愉快な何かが病のせいではない事を自覚した。 誰かの吐息を首筋に常時掛けられているような…
今日は日課にしているジョギングをした。 川沿いのランニングコースは小高い作りになっていて、空を遮るものが何もない。 強いて言えば、山が影絵のように夜空を所々真っ黒に染めているくらい。 5歳の頃から24歳まで格闘系の運動をしていたので、私はかなり…
ふと思い出す人たちはどうでもいい人ばかり。死に際の走馬灯もこんなものなんだろう。— 朔太郎 (@sakutaro_551) 2020年1月18日眠れない夜はいつもの事なのになぜ今日はこんなに気持ちが波立つのだろう。 最近まで私は13の理由というネトフリだけで配信されて…
東京には雪が降った。 積もってもいないのに、ただ屋根が仄明るくなっただけでニュースがあれこれとかしましい。 嬉しくなると悪態を吐きたくなるのは何故だろう? 私は幼い頃から雪が好きだ。 正確には雪に染められた風景を見るのが好きなのだ。 全てが白く…
出来れば今日はこの動画をループ再生しながら読んでもらえると嬉しい。 きっと、この歌に合っている雰囲気の文章だと思うから。 https://www.youtube.com/watch?v=ga94wVeFBac 私の人生を振り返ってみるとその有様に惨憺たる思いがしてくる。 年末、私の地元…