2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
私は普段、薬膳と整体、心理学を使って自分の健康を保っている。 それぞれはとても簡単なことばかりだが、やはり総合的に使っているからなのか体調を管理しやすい。 誰かの具合が悪くなるとあれこれと口を出したくなる癖をやめなければいけない。 私は人に対…
人は人と人の間で生きるから「人間」なのだと哲学者の和辻哲郎が言った。 私がいるところに「私」がいるのではなく、私と他者がいて初めて私を生む空間ができるのだ。 全てのものは相対的であって絶対的ではない。 ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水に…
私は根っからの人間嫌いだと思って生きてきたのだけれど、私は結構人のことが好きだ。 多くの人と関わるのが苦手なのは、もう私には抱えきれないくらい大切な人がたくさんいるので、これ以上増えてもらっては困るから。 それに広く浅くは好きではない。 大人…
悲しいことばかりが思い出されて 本当に幸福な時間は思い出にさえ残らない だから あっという間に人生が過ぎるのはきっと幸せなことで 思い出さえも残さず死んでいきたい この世で手にいれたものは 最後に手放すことになるんだから 家族も地位も恋人も嫁も金…
自由だ何だと喚く人間に限って、他人の自由に無頓着なのは当たり前。 自由を求める気持ちは制限を掛けている人やものに向けられた怒りで、制限を掛ける側に行かせろと叫んでいるわけなので。 なので、自由を求めてピーヒャラやっている人達は結構危ない。 例…
結局のところ、人は自分のやりたいことしかやらないものだ。 あれやこれやと小賢しい理屈を並べ立てても、突き詰めればやりたいことをやるために正当化しているだけ。 それが悪いとは思わないし、そうやって心健やかに過ごせるのならば、それはそれでアリ。 …
どんな心優しい奴も 口下手な奴なら 後ろめたいことがあるに違いないと決められる 夜行の駅で泣いているのは みんな、そんな奴ばかり 夜行の街を生きていくのは みんな、そんな奴ばかり
運の悪い人はいる。 その数は多くはない。 そんな風に思っていた。 だから、私は昔から夜が好きだった。 夜で歩く人間は運の悪い人が多く、全てを話さなくても痛みを共有しているように思えた。 運の悪い人、苦労した人は顔に影が出る。 だから、言われなく…
前提は言葉にされない。 例えば私は男である、と私は言わない。 私が男であることを当然の前提として生きているし、私を男として周りの人間は認識をしているのだから、言葉にして伝える必要などないのだ。 自分が理解し、相手から理解されてることは言葉にさ…
無知の知。 これは哲学を齧った人間ならば誰でも知っている言葉。 誰もが何も知らない事だけは確かである、という切ない話だ。 しかし、生きるのならば何か決断しなければならない。 知らないからという理由で、人生は私たちに猶予など与えてくれないのだか…
鬼滅の刃でもよく描かれていた悪の背後にある悲しい過去。 悪は生まれつきではなく業を背負わされた人間の成れの果て。 そう思えば悪だ善だと線引きできない事がわかる。 いつかの私はタイミングを含めた運の要素に振り回され、偶さか善の方にいられただけ。…
育ちの良い大正ロマンと勝手に銘々している関取花を聞きながらの日記。 私は図太くなったようで落ち込みが長続きしない。 強くなったと言うよりも、昔より戦わなくて良いところを見付けるのがうまくなったらしい。 対策を立てたらあとは開き直るだけで良い。…
空のバケツほど蹴るとうるさい。 中身が空の人間は妙に喚くという意味で使われている。 私は、どうなのだろう? 烈火の如く怒るのは稀で、限界が来ると妙に穏やかに振る舞う癖がある。 そのせいか、私は限界が来ていることに気付かれた試しがない。 痩せ我慢…
こんなに落ち込むのはどれくらいぶりだろうか? 自分の不手際で誰かに迷惑を掛けてしまった時の落ち込みは言葉にならない嫌な重みを腹の底に落とす。 私にも言い分がないわけではないけれど、そんなことは相手方に関係ない。 生活を見直さなければならないタ…
わたしはわたし、あなたはあなた。 わたしはわたしのことをやり、 あなたはあなたのことをやる。 わたしはあなたの期待に応えるためにこの世にいきているわけではない。 あなたはわたしの期待に応えるためにこの世にいきているわけではない。 あなたはあなた…
毎年、私は大晦日を楽しみにしている。 大晦日は人の気配が消えやすいのだ。 もちろん繁華街は違うけれど。 私は今日もいつもと変わらぬ一日を過ごし、日課のジョギングをしていた。 川沿いを走っていると車がほとんど走っていなかった。 私の呼吸音以外は全…