こんなに落ち込むのはどれくらいぶりだろうか?
自分の不手際で誰かに迷惑を掛けてしまった時の落ち込みは言葉にならない嫌な重みを腹の底に落とす。
私にも言い分がないわけではないけれど、そんなことは相手方に関係ない。
生活を見直さなければならないタイミングなのだろう。
薄々気付いてはいた。
分刻みで動くような日々は3年が限界。
私の体力は枯渇しつつある。
もうじき2年はこんな生活をしているのだから、そろそろゆとりを取り戻さなければ生きていけない。
27で倒れた時に学んだはずなのにもかかわらず、私はまたここに立っている。
これではいけない。
27の時、私の体がどうなったのか思い出さなければならない。
神経痛で1ヶ月歩けず体質が様変わりし、アレルギーが増え、精神も干からびていた。
また私はその道を進んでいる。
人の手を借りなければならない。
助けを求めなければならない。
それなのに私の無駄なプライドの高さが、助けようとする人の手を弾いてしまう。
人を頼るのは弱さではなく、弱点を晒すのは悪ではない。
強さを履き違えるとこのようになるのだ。
まずは最低限、誰にも迷惑を掛けず不快感を与えないようにしなければ。
ゆとりを取り戻すのはその後からで良い。