今日はプロットが完成したので明日から本格的に肉付けを始められる。
短編だからなのか、プロットを作るのもそれほど困らない。
今回は出来れば3本ほど書き上げたい。
1つは友人の秀逸な話を基にしているもので、今日プロットが完成した話。
2つ目は童話形式の風刺。
3つ目はほとんどエッセイに近い小話。
何はともあれ書くものが決まって落ち着いた。
ホッと一息吐くと気持ちも緩む。
今日は自宅の傍にある夜景スポットへ行こうと思っていたけれど、低気圧が来ているようでその体力がない。
それにジョギングの日なのでどっちにしろ行けなかった。
日曜日に行ってみよう。
あそこは私の気持ちを浄化してくれる大切な場所。
ジョギングは私にとってとても大切なもの。
走っていると心の奥底に揺れている濁った感情が薄れていくようにも思える。
二つの大きな橋の下と京王線の下を潜っていく道は、大きな川に沿っている。
私はあの道が好きだ。
走っている間に私の体を空気に溶かしてくれないだろうか、といつも思いながら通り過ぎる。
私はこの体を早く捨てたい。
欲望や怒り、悲嘆が沁み込み少しでも絞れば異臭を放つもので満たされたこの体。
それなのに私は今日も体の為に走る。
体の為に食べ、寝る。
そうして私は自分が動物なのだと自覚するしかなくなる。
どれほど高尚な事を考えたつもりになろうが、私は動物なのだ、ヒトでしかない。
それがきっと救いなのだろうし、そこから生まれる絶望に際限などない。