先週の月曜日、仕事仲間になる占い師に占ってもらった
私は占いを半分信じているけれど残りは全く信用していない
小林秀雄が言うように言葉にしたらおしまいなものがある
スピリチュアル的なものは特にそうで「○○だ」と言いきった言葉が既に嘘になっているのだ
感覚的なもの、直感的なものは感動にも似ている
最初に出会った時には圧倒されるけれど何度も同じものを見せられると辟易とするものなのだ
感じるしかないものに名前を付けて宇宙だ神秘だと言われると私は戸惑うしかない
形容できないものに無理繰り名前を与えるなんて、きっとしない方が良い
名前がないものがある
それで良いのに
理解しやすくするために名前を付けてしまえば、それはもう嘘でしかない
感じるしかないものがあって、そこに名前はないし必要もない
こういうことを、人生を味わうことを諦めた人ばかり
それが虚しくて仕方がない