私の目に見えるもの

愛煙家のブログ

世界が終わる夜に

「私が神様だったら

 

こんな世界は作らなかった

 

愛という名のお守りは

 

結局、空っぽだったんだ」

 

 

先日、柄にもなく大勢が集まるパーティーに呼ばれた

 

全体の3割くらいはタトゥーだらけの体で私が浮かない奇妙な空間

 

カラオケをしろと言われたけれど仲の良い友人が「コイツは盛り下がるのしか歌えないから!」と言って助けてくれた

 

私は歌うのが好きでカラオケは毎日でも行きたいくらいだ

 

でも、明るい歌はどうしてなのか歌えない

 

歌わないのではなく歌えない

 

途中で体から力が抜けてしまって歌えなくなる

 

私にとって歌は癒しであって、誰かを喜ばせる演芸ではない

 

中高生の頃は特にそうだったけれど、私は誰にも何も内面について話せなかった

 

そんな時、私の心情を代弁してくれるかのような歌を聴いては自分を慰めていた

 

月光は私が初めて買ったCDで、あれほど救われた曲はない

 

その影響なのか、私は今でも暗い歌ばかり聞いているし歌うのも暗いものばかり

 

大勢が集まる場所で歌える曲なんて知らないし、覚えるつもりもない

 

私にとって音楽は癒しであり、叫びたくなる心を鎮めるもの

 

音楽は好きだけれど、音楽好きな人と仲良くなれないのは私が私のためにしか歌わないからなのだろう

 

明るい曲も鼓膜をつんざく重低音も私には必要ない

 

ライブハウスはやはり苦手だ