言わぬが華、知らぬが仏
それがどれほど優しく素晴らしいことなのか、私は最近身に染みて思う
病は口から入り、災いは口から出づる
言葉の使い方、言葉の持つ負を含めた力
それを学んでいるのだと思うと、本当にこれまで避けてきたものと直面しているように感じる
私は人を避け、憎み、呪って生きてきた
厭世的になることでしか、私は私の人生を許せなかった
暗い方向から人と関わる術があると知らなかった
今は心地良い
ほの明るく、朧に映るこの景色が
束の間に映る人影が
深く関わることを必要としない時間が
私を空気にしてくれる、この場所が