私の目に見えるもの

愛煙家のブログ

夏の禍

言わぬが華、知らぬが仏

 

それがどれほど優しく素晴らしいことなのか、私は最近身に染みて思う

 

病は口から入り、災いは口から出づる

 

言葉の使い方、言葉の持つ負を含めた力

 

それを学んでいるのだと思うと、本当にこれまで避けてきたものと直面しているように感じる

 

私は人を避け、憎み、呪って生きてきた

 

厭世的になることでしか、私は私の人生を許せなかった

 

暗い方向から人と関わる術があると知らなかった

 

今は心地良い

 

ほの明るく、朧に映るこの景色が

 

束の間に映る人影が

 

深く関わることを必要としない時間が

 

私を空気にしてくれる、この場所が