不思議な気持ち。
私が好きなバーのバーテンさんが昨日で辞めた。
人との別れはこれくらいがちょうど良い。
話したいことがまだまだあったな、とそう思えるくらいが。
別れの言葉も淡白で二、三言話したくらい。
これくらいが良いのだ。
私は人に執着しすぎる。
私は別れが怖い。
傷付けるのも、傷付くのも、寂しさも何もかもが悲しい。
人との別れは悲しい。
13歳で首を吊った幼馴染みもそう思っていたのだろうか。
私がいつも世の中を呪っているのは悲しいから。
周りの人たちには幸せになって欲しいのに。
そうならないから。
せめて明日は穏やかで、悲しい思いをする友人が1人もいないで欲しい。