私の目に見えるもの

愛煙家のブログ

愛が溢れ

アイノカタチ、MISIAは良い歌を歌う

 

聞くのは好きでも歌ったり、共感は全くできない

 

友人の彼女は友人に向かって歌っていたけれど、あれが愛情の成せる業なのかと驚いた

 

私もあのように生きていけたのなら、今ごろ手の甲にタトゥーを入れるような人間にならなかったのかもしれない

 

朧で、曖昧で、全てのものの輪郭が風景に溶けている光景の中にずっといると、ありとあらゆるものが現実味を奪われる

 

一切はただ過ぎ行くのみ、と好きな作家が語っていた

 

人間なんてものに生まれたのが、そもそもの間違いなのかもしれない

 

私には心があった、感受性も優しさも素直な気持ちもあったはず

 

こんな風ではなく、もっと人間らしいものをたくさん持っていたはず

 

その一切が、塵になる様を見ながら生きて行くくらいであれば、人生とは一体何のためのものなのか

 

私は継続力だけはある

 

周りから「よく続けられるものだ」と言われることも少なくないけれど、それは根本的に視点が違う

 

生きることほどの苦痛はない

 

生きているのであれば、それ以上はないのだから続けるくらい大したことではないだけ

 

苦しみが降り注ぐ、悲しみが沸き上がる、怒りがいつまでも燃え盛る

 

何かをしていればこのような苦痛を一瞬でも忘れられるだけ

 

私にとっての人生とは、生きる意味とは、生きる価値とは何なのか

 

もう私はこんなにも疲れてしまったというのに