連勤が終わり案の定、体調を崩して寝込んでいる。
キーボードに触るには起き上がらなければならないので、スマホで文章を作るしかない。
私の友人の何人かは日記を書いている。
私は日記を書くのがとても苦手。
その理由について考えてみると、私の持っている時間の感覚がおかしいと気付いた。
もっと言えば、私の体の外で起きていることに関心が薄い。
あと数日で私は誕生日を迎えるのだが、人に言われて思い出したり。
大晦日もクリスマスもハロウィンも七夕も何もかも、私の興味を全く刺激しない。
私は10年前も今日も10年後もどうせ必死に生きている。
疲れ果てているか、疲れ果てるまで何かしているか。
イベントやら誕生日やら気にしている暇などない。
どうしてそう生き急ぐのかと言われる事が、私は多い。
幼い頃から必死に生きるしかなかった私のような人間には、これ以外の生き方が分からないのだ。
必死に生きると言えば聞こえは良いけれど、私はさっさと寿命を迎えたいだけなのだろう。
努力でカモフラージュした自傷行為でさっさと命を燃やし尽くしたいだけ。
生きるために必要な芸術。
そういうものを作れる人間になりたいものだ。
いつか私や友人のように居場所がなく、放浪しながらそれでも生きようとしている人を励ますために。