私の目に見えるもの

愛煙家のブログ

バカがバカを重ねる行為

私は人目があまり気にならない

 

気にならなくなった

 

人生の中で迷いあぐねていた時、周りの人間からの言葉が助けになったことがほとんどなかった

 

私の悩みは自力で乗り越えるしかないのだと、何度も何度も骨の髄に叩き込まれるような経験が積み重なると、人目を気にする感覚が消え失せてしまった

 

誰も助けてなどくれない

 

誰も理解などしてくれない

 

そうであれば私の方から周りを気にかける必要もない

 

私の人生は獣道のようなもので、大通りを歩く人たちとは進み方も、速度も何もかもが違う

 

良し悪しではなくて、ただ違いがあるということだけ

 

共感できる部分も、される部分もこれほど少ないのならば相手からどう思われようと構わない

 

私は私の人生を全うするし、みんなそれぞれ人生を歩めば良い

 

そんな風に思って生きているからなのか、人目を気にしながら生きている人が傍にいると驚いてしまう

 

先日、親しくしている友人がタトゥーを入れている人間に対して「バカがバカを重ねる行為」だと言っていた

 

その友人は私と全く違い、空気を読んで人目を気にして生きている

 

そういうタイプから見ると、悪目立ちする行為を自らやるのが理解できないのだろう

 

あまりにも友人然としていて笑ってしまった

 

もちろん「お前のことじゃない」と一言添えてくれたけれど

 

人目を気にしない私と、人目をとても気にする友人が仲良くしているのがとても不思議で心地良い

 

世界観によって価値観が決まる

 

私は悩み悶えながら生きてきたし、これからもそうなのだろうけれど、友人には友人の懊悩がある

 

こういう人間のお陰で私は偏った視野から解放されるのだろう